コピペで今すぐ使える!新規顧客の開拓時に使えるDM例文4つ
新規顧客獲得に欠かせないものの一つに、個人宛や法人宛に宣伝目的で送る印刷物や電子メールのことを指すDM(ダイレクトメール)が挙げられます。DMへの反響や読み手に与える印象は、挨拶文やオファー内容などの文章次第で大きく変わります。ただ数を送れば良いというわけではなく、ちゃんと届いた相手に読まれて良い印象を抱いてもらえるような魅力的な内容にすることが大切です。今回は、新規顧客の開拓時に使えるDMの例文を紹介します。
目次
新規顧客開拓のときに使えるDMの基本例文
まずは、新規顧客獲得時に使えるDMの基本例文を紹介します。
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件名:新商品のお知らせ(△△株式会社)
例文:
株式会社●●● ■■■部 ▲▲▲課 △△長 ○○様
拝啓 時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
弊社は●●で○○業を行っている△△株式会社と申します。
▲▲(名刺交換会やイベント、ホームページなど情報の入手先)で貴社のことを知り、お手紙(メール)を送付させて頂きました。
■■(自社の特徴など)でトップシェアを誇る弊社では、
必ずや貴社のお役に立てるかと存じます。
弊社の詳細はホームページにも詳細を記載しておりますので、ご参考頂ければ幸いです。
https://www.xxxxx.co.jp/
後日、改めてお電話を差し上げたいと存じますが、
強引な営業行為などは一切いたしません。
お話だけでも聞いていただければ幸いです。
敬具
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上記の例文では情報量が少なく、文面が簡素になってしまうときには自社の特徴を記載すると良いでしょう。
DMの基本構成
新規顧客獲得時に使えるDMの構成例の基本は以下の通りです。
- 何のために書いたDMなのかが簡潔に記載されている「見出し」
- 相手の企業名、役職名、担当者名などの「宛先」
- DMを送付している自社の企業名、担当者名などの「差出人名」
- 「拝啓…」で始まる冒頭挨拶、突然の連絡であるお詫びなどの「挨拶文」
- DMを送った本題が書かれている「本文」
- 送付した相手に何をしてほしいか、自社が相手先に何をできるかを記した「締めの文言」
上記のベースに文章を組み立てることで、抜け漏れ無くDMの内容を構成できるでしょう。
DMのパターン別例文
いくら新規顧客の獲得を目的にしているといっても、使えるDMは送る相手によって内容を変えていかなければ効果的に訴求することはできません。
BtoB営業の場合
BtoB向けDMの場合、ユーザーは業務中に時間が限られている中で内容を確認することが多く、ただの興味だけで最後まで読んでもらえることには期待できません。そのため、冒頭で「これは自社にとって必要なDMだ」と思ってもらう掴みが必要になります。
序盤でユーザーの心を掴むためには、DMを読むことでどのようなメリットがもたらされるかを端的に記載することがポイントです。
冒頭で丁寧すぎる挨拶文を書いても、「他社と同じような内容か」と思われ読まれる可能性が少なくなってしまうでしょう。
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件名:
大企業でなくても優秀な人材が集まる秘訣を教えます!(△△株式会社)
例文:
□□□□株式会社
採用ご担当者様
「当社は中小企業だから、優秀な人材を採ることができない…」
中堅~中小企業の採用ご担当の方から、そんな声をよく聞きます。
しかし、人材採用実績年間●●●名を持つ弊社では違います。
……(以下、自社に依頼するメリットを記載)
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BtoC営業の場合
BtoC営業向けのDMでは顧客の課題感やお悩みをフックにした新規顧客開拓用DMを作成します。
法人向けのDMとは異なり、BtoC向けでは堅苦しいビジネスライクな定型文は不要です。
「拝啓…」からはじまる定型的な挨拶も、基本的には必要ありません。
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例文:
××さんは(あなたは)▲▲▲にお困りではありませんか?
▲▲▲があると、~なことや~なことの原因になってしまうため、悩みが尽きない方も多いです。
しかしそのお悩みは、□□□(商品名やサービス名)を使うことで解消するかもしれません。
その理由は・・・(事実や根拠をもとに、商材の魅力を訴求)
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※BtoC営業向けのDMの場合、「私」「弊社」といった売り手目線の主語にするのではなく、「あなた」「お客様」「××さん」(個人名が分かっている場合)など、読み手目線にして記載していくと、親しみやすいパーソナライズされた文章となります。
また、BtoB向けDMでよく見かける「●●●のご案内」「△△△のご紹介」などといった商品・サービス名を入れた見出しは、売り込み文句として警戒されやすいためBtoC向けDMには適していません。
挨拶に使える例文
既存顧客宛てのDM以外、基本的には堅苦しい時候の挨拶は記載しなくて構いません。
ですが、季節感のある挨拶を加えることで興味を引き、DMを読み進められる場合もあります。
以下、各月ごとの時候挨拶の例文を紹介します。
【1月】
例年にない厳しい寒さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
大寒を迎え、いよいよ本格的な寒さになってまいりました。
【2月】
まだまだ寒さも厳しい日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
寒さの中にも春の気配が感じられるようになりました。
【3月】
ようやく春めいた今日このごろ、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
日増しに春めいてまいりました。
【4月】
日中は汗ばむほどの陽気となりました。
桜咲き誇る季節となりました
【5月】
若葉のすがすがしい季節となりました。
若葉が目にしみる今日この頃、お元気にお過ごしでしょうか。
【6月】
雨に紫陽花の花が映える季節となりました。
梅雨明けの待たれる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
日増しに夏らしくなってまいりました。
【7月】
いよいよ夏到来、××様はお元気にお過ごしでしょうか。
ようやく梅雨も明け、青空がまぶしい季節となりました。
【8月】
立秋とは名ばかりの暑さが続いています。
朝夕はいくらか涼しさを感じるようになりました。
【9月】
一雨ごとに秋の色も深まっています。
秋風が快い季節となりました。
【10月】
紅葉の便りが聞かれる季節となりました。
秋晴れの心地よい季節となりました。
【11月】
日に日に冬の到来を感じる頃になりました。
朝夕冷え込んでまいりました。
【12月】
街がクリスマスのイルミネーションで華やぐ季節となりました。
今年も残すところわずかになってしまいましたが、××様はお元気にお過ごしでしょうか。
上記のように、季節を感じられる情緒的な表現を少しカジュアルに書くことで、読み手の共感を引き出しつつ、適度に礼儀正しい印象も与えられます。
まとめ
手紙やメール1つで新規顧客獲得につなげることができるDM。
文章の内容次第で反響の度合いも変わるので、色々な文言や表現の仕方を試してみて、常にブラッシュアップすることが大切です。
今回は送付相手別に例文を紹介していますので、DMを送付する際の参考にしてください。
なお、営業メール全般については、「営業メールの書き方を基本から応用まで徹底解説!リスト・件名・本文のコツと改善のポイント」で細かく紹介しています。
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