アウトバウンド営業の種類とは?代表的な手法を3つご紹介!
営業手法は多数ありますが、どのような営業手法に力を入れるべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。営業手法は大きく分けてアウトバウンド営業とインバウンド営業の2つがあります。この2つは真逆の営業手法と言えるため、営業手法を検討する上でそれぞれの特性などを知っておくべきです。
この記事では、アウトバウンド営業の概念や代表的な営業手法、インバウンド営業について解説します。
目次
アウトバウンド営業とは
アウトバウンド営業とは、企業側から顧客へ接近する営業方法です。主に販路開拓や新規顧客獲得のための営業であるため、企業側と顧客との間に接点がほぼない状態で行われます。
アウトバウンド営業の効果
アウトバウンド営業では接近する顧客を企業側が選べるため、力を入れたいターゲットを選び出し、積極的にアプローチできます。そのため、アウトバウンド営業は新規顧客獲得に有効です。
また、認知拡大にも効果があります。自社のサービスや商品が優れていたとしても、認知度が低ければ販売数は伸びません。アウトバウンド営業は企業側から顧客に能動的に接近する営業であるため、自社のサービスや商品を知らない顧客に働きかけた分だけ認知度を上げることができます。
インバウンド営業とは何が違う?
インバウンド営業とは、企業が展示会・セミナーやオウンドメディアなどで自社サービス・商品の魅力などを発信し、顧客側から連絡してもらう営業手法です。能動的なアウトバンド営業に対し、インバウンド営業は受け身のスタイルであるため、両者は正反対の手法と言えます。
アウトバンド営業のメリットやデメリットに関しては、こちらの記事で解説しています。
※「アウトバウンド営業とは」の内部リンクを設置
代表的なアウトバウンド営業
アウトバウンド営業の種類は主に3つあります。各営業方法についてご紹介します。
テレアポ
テレアポとはテレフォンアポイントメントの略称であり、電話でアポイントを取る手法です。一般的には営業リストを作成するか購入し、リストに並ぶ顧客に電話をかけていきます。テレアポでは丁寧な言葉遣いで顧客に営業し、商談訪問のアポイントを取ることが大切です。
テレアポについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://the.geaine2.jp/ans/1155/
飛び込み営業
飛び込み営業とは、アポイントを取らずに直接顧客に訪問し、営業する手法です。この手法は相手の都合に関係なく訪問するため、門前払いされたり煙たがられたりする可能性が高いと言えます。一方で、アポイントを取る時間を省略でき、顧客と直接対面するため信頼を得やすい状態にあります。資料や名刺を受け取ってもらえる可能性もあるでしょう。
飛び込み営業については、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://the.geaine2.jp/ans/1567/
問い合わせフォーム営業
問い合わせフォーム営業とは、企業のホームページ内にある問い合わせフォームから直接営業メールを送信する手法です。面識のない顧客にも営業メールを送れるため、新規開拓に向いています。
1件ずつ送信する必要がありますが、ツールを使えば一斉送信できるため、効率的な営業活動ができます。
問い合わせフォーム営業については、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://the.geaine2.jp/ans/182/
代表的なインバウンド営業
インバウンド営業には展示会・セミナー、オウンドメディア、ホワイトペーパー、メール営業などがあります。ここでは、それらについて解説します。
展示会・セミナー
展示会やセミナーを主催したり、展示会に出展したりして見込み顧客の情報を収集する手法です。自社に興味を持った見込み顧客と名刺交換し、そこからテレアポなどのアウトバウンド営業に移行します。イベント終了後に見込み顧客が問い合わせてきた場合も、アウトバウンド営業に移行することが可能です。
オウンドメディア
自社が所有するWebメディア(ブログや情報サイトなど)でターゲットユーザーに有益な情報を配信して興味を持ってもらい、サービスや商品の購入につなげる手法です。継続して配信できれば、長期的な集客効果を期することができます。
ホワイトペーパー
ホワイトペーパーとは、自社サービスや商品を用いた課題解決の事例をまとめた資料です。一般的には自社サービス・商品の導入事例や導入メリット、他社との比較などを掲載します。主に見込み顧客に興味を持ってもらうために用いられる手法です。
メール営業
メール営業とは、営業リストに記載された顧客や、名刺交換した見込み顧客にメールを送り、育成していく手法です。メールは文章が主となるため、件名や内容を工夫すればアポイント獲得につながるでしょう。
まとめ
ここまで、アウトバウンド営業手法やインバウンド営業についてご紹介しました。アウトバウンド営業は能動的な営業手法であるため新規開拓や認知拡大に向いています。一方、インバウンド営業は受動的な営業手法であり、アウトバウンド営業とは真逆の手法と言えます。自社はどちらの営業手法に注力すべきか熟考することが重要です。その上で具体的な営業手法を検討し、顧客獲得につなげましょう。